上海の映画館事情
先週上海で初めて映画館に行きまして、ちょっとカルチャーショックを受けたので、本日は上海の映画館事情について書こうと思います。
外国ではイギリスで何度か映画館に行った事があるんですけど、あんまり日本と変わらんかった印象でした。
映画が終わった後に全員スタンディングオベーションしてたぐらいですかね。
上海はいろいろと違います。
まずはチケットの値段が各劇場によって違うんです。
しかも系列が一緒でも値段が違うんですよ。
日本では基本大人1800円ですよね。
上海は安くて約400円、高くて約1600円ぐらいで、基本700円から1000円の間ぐらいが多い印象でした。
400円は安いですよねー。
僕は上海国際映画祭の会場でもある上海影城ていう映画館で初めて映画を観たんですけど、チケットを買いに受け付けカウンターに向かってたら急におっさんに声かけられて、もう何言ってはるかわからないんで無視してたんですよ。
でチケット購入しようとしたら、そのおっさんが電卓でチケットより安い金額を提示してきたんです。
なんか現金で払ったら安くするみたいで。
このおっさんが安く売ってくれんのかなと思ったら、受け付けの人に交渉しだして、結局安く劇場で買えたんですけど、あのおっさんは何者やったんですかね。
劇場から買ってるんでおっさんにマージンは入らないと思うし、なんなら劇場は損してますからね。
これはほんまに謎でした。
次にびっくりしたんは、上海の映画は始まる前の映画の新作予告紹介がないんですよ。
1回目は急に画面がついて本編が始まりました。
2回目と3回目観た時は映画とは無関係のCMが流れて本編に移りました。
まだ違うパターンがあるんですかね?
日本では映画が始まる前に新作の予告が流れて、ここで気になる映画を発見したり、僕は結構好きなんですけど、上海は急すぎてびっくりしました。
だから上海で観る機会があれば、遅刻に気を付けてください。
あと上海の人は映画本編の終わり後にあるエンドクレジットを観ないんですよ。
エンドクレジットが始まってすぐに明かりがつきます。
たまにあるエンドクレジット後にある予告とか見逃しちゃてるんですかね?
余韻にはひたらせねーよ、と係員さんも睨みをきかしてきます。
映画製作側からするとエンドクレジットも音楽は流れてる訳で、映画の一部として楽しんでもらいたい、と思ってると思うんですけど残念ですね。
僕は基本エンドクレジットも見終わってから席を立つんですが、上海の映画館ではエンドクレジットが始まって、係員の人がさっさと帰れよ臭をずっと出してきたので途中で折れて帰りました。
最後に1番カルチャーショックを受けた事なんですが、1回目に見た映画上映中に、写真を撮ってる人がいたり、電話がずっと鳴ってる人がいたんです。
えーーーってなりましたよ。
写真撮るってなぜに?
SNS?
だとしたらもう気持ちが悪いですわ。
それに電話って、、、
せめてマナーモードにはしとけよ。
しかも何回も鳴るし、音もでかいし、
デリカシーのかけらもない。
日本やったら絶対文句言うてますね。
でもこれ1回目の劇場だけやったんで、たぶんこれはお客さんが悪かっただけなんです。
いやそう信じたい(笑)
まだ百歩譲ってちょっとしゃべるのはいいんですよ。
それがその人の映画の楽しみ方だと思えるんで。
でもねーやっぱ電話はあかん。
しゃべんのもあかんけどね!(笑)
自分だけじゃなくて他にも観てる人がいるんですから、そこは国とか関係なくデリカシーとして最低限のルールは守って欲しいですよね。
いろいろ書きましたが、いってもまだ3回しか上海の映画館に行ってないんで、また新たな発見を楽しみに、これからも新作を観に行きたいと思います。