映画小僧の偏見映画研究

ただの映画好きによる映画研究

2016年度ベスト10

12月入ってまいましたね。

2017年も終わりですよ。

2015年、2016年は邦画が抜群に良かったですが、今年はかなり微妙な印象です。

てことで、2017年のベスト10を発表する前に、本日は去年のベスト10を決めておこうと思います。

 

悩みました、、、

点数をつけるとインフレしてしまうので今回はつけません(笑)

 

 

1位:ヘイトフルエイト

2位:日本で一番悪い奴ら

3位:シング・ストリート 未来へのうた

4位:この世界の片隅に

5位:葛城事件                     

6位:淵に立つ                      

7位:ヒメアノ〜ル               

8位:ドントブリーズ            

9位アイアムアヒーロー     

10位:ローグワン                   

 

こんな感じになりました。

本当に去年は邦画、特にバイオレンス形が豊作で素晴らしい1年だったと思います。

全部見て欲しいんで軽く紹介していきます。

 

 

10位:ローグワン

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正直入れるかどうかかなり迷いました。

でもファンなんで(笑)

3部と4部の間のストーリーですが、ファンである僕からしたらたまらなかったです。

終わりよければ全て良しじゃないけどラストが良すぎてベスト10入りです。

 

9位:アイアムアヒーロー

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漫画原作で僕はなんの知識もなく観ましたが、とにかく面白いし、レベルが高い。

邦画のゾンビもので1番良い映画だと思います。

笑えるし、アクションエンターテイメントとしても素晴らしい映画です。

 

8位:ドントブリーズ

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これ2016年で1番最初に映画館で見た映画でした。

ホラーというよりサスペンスなんですかね?

なんか盲点をついた映画というか、とにかくやられました。

気持ち悪い最高の映画です。

 

7位:ヒメアノ〜ル

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これも漫画原作ですね。

前半ラブコメでハッピーな終わりを迎えると思えばそこからがやべーー。

V6森田剛さんの怪演。

全体的に構図が非常に計算されていて、そこに僕は惹かれました。

日本バイオレンス映画としてはかなり傑作。

漫画も6巻で完結みたいなんで、暇な時に読んでみようと思います。

 

6位:淵に立つ

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THE日本映画みたいな映画だと思います。

人によって結構解釈が違うんじゃないでしょうか?

他者によって家族に変化が起こるという点で同年公開の”クリーピー偽りの隣人”もそういう内容でしたが、僕はこっちの方が好きです。

終わった後いろいろ議論したくなる傑作です。

 

5位:葛城事件

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最悪な気分にさせる傑作映画。

ヘビーです。

ラストに僕はやられました。

いろいろと考えさせられる映画です。

重たい映画としては2016年間ベスト1。

 

4位:この世界の片隅に

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舐めて見てみたら泣かされました。
火垂るの墓”の進化版みたいな映画です。
日本映画史に残る名作だと思います。
ほんまにやられました。
映画館で観なかった自分を恨みます(笑)

 

3位:シング・ストリート 未来へのうた

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泣きました。

勇気をもらいました。

音楽映画としても、青春映画としても素晴らしい。

生まれ変わったら学生時代にバンド組みたいと思いました(笑)

音楽がとにかく素晴らしい。

80'sポップに詳しければもっと好きになりそう。

見終わったらサントラを買ってしまう映画です。

ララランドより絶対こっち派、大好きな映画になりました。

比べる対象じゃないですね(笑)

この映画の監督の前作”はじまりのうた”もオススメ。

 

2位:日本で一番悪い奴ら

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傑作です。

監督は白石和彌監督で、今僕が1番日本で好きな映画監督です。

前作”凶悪”も素晴らしかった。

”凶悪”と同じく実録犯罪ものですが、テイストはガラッと変わって、笑えるし、質の高いエンターテイメント映画です。

個人的にスコセッシの”ウルフ・オブ・ウォール・ストリート”がすごい似てるなーと思いました。

つまり最高です。

綾野剛さんの薬シーンはディカプリオにも負けてないと思います。

コメディとしても本当におもしろくて、チャカとシャブどっちが大事なんすか!?という名台詞があったり、笑えるとこ満載です。

しかも主人公がただひたすら素直すぎて悪に堕ちるっていう構造で、正義と悪の紙一重さをうまいこと描いてて素晴らしい。

割と王道エンターテイメント映画の作りやと思うんで、万人が楽しめる映画だと思います。

邦画の中では1位です。

  

1位:ヘイトフルエイト
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正直ファンとして贔屓している部分は否めません(笑)

でもやっぱり最高なんですよ。

期待を裏切らないタランティーノ、最高。
タランティーノらしさ全開のストーリーと会話、最高。

セリフのかっこよさ、そしてフリ、最高。
時間の使い方の贅沢さ、最高。

セット、最高。

衣装、最高。
メッセージの込め方、最高。
タラ様作品常連のサミュエル・L・ジャクソン、最高。
最高尽くしのタランティーノ映画です。

やっぱり映画オタクの作る映画は贅沢だなーと感じる一本です。
ファンでなくとも面白いはず!

これぞ映画の醍醐味みたいな映画なんで、是非堪能して頂きたい。
そしてこの映画、また別で書きたい、それぐらい語れる映画でもあります。
タランティーノ式会話劇の集大成だと思います。

 

 

という感じで書きましたが、全然書き足らないぐらい全部素晴らしい映画です。

もう見て間違いないです。

今回10作品選びましたが、他にもベスト10に食い込むような作品がいっぱいあって本当に豊作の年やと思います。

”湯を沸かすほどの熱い愛”

”ディストラクションベイビーズ”

”怒り”

”ミュージアム”

クリーピー 偽りの隣人”

シン・ゴジラ

ここらへんはだいぶ悩みました。

 

2017年のベスト10もそろそろ考えていこうと思います。